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【60点の夫婦でいいのに】全話ネタバレ!最終回の考察も紹介!

アニメ・漫画
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「60点の夫婦でいいのに」は、理不尽なモラハラ、身勝手な不倫、そして家庭内で押し付けられる“見えない暴力”に立ち向かう主婦の物語。

「採点される妻」という衝撃的な日常から始まり、やがて冷静な証拠集めと共に始まる静かな復讐劇──。
読めば読むほど、感情を揺さぶられ、「この先どうなるのか」とページをめくる手が止まりません。

さらに物語は、娘たちの世代へと引き継がれ、「親の罪の連鎖」「サレ妻のリアル」がより深く描かれていきます。

この記事では、そんな本作のあらすじや見どころ、主なネタバレ内容、読者の口コミなどをわかりやすくまとめています。作品の魅力をたっぷりお届けするので、気になっていた方はぜひチェックしてみてください。

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【60点の夫婦でいいのに】全話のネタバレ内容

【60点の夫婦でいいのに】の見どころをネタバレを含みながら紹介します。

「おひとり様には慣れましたので。婚約者放置中!」の主なネタバレ内容まとめ

  • 沙紀はモラハラ夫・尚弥から「家事に点数をつけられる生活」に苦しんでいた。
  • 尚弥はご近所の円佳を“100点の女”と褒め、自分の不倫相手にしていた。
  • 陽菜の看病中に「専業主婦なのに0点」と暴言を吐かれた沙紀は、離婚を意識し始める。
  • 尚弥と円佳の不倫の証拠を、スマホや宗一郎(円佳の夫)との協力で少しずつ集めていく。
  • 円佳が陽菜を無断で連れ去り、“誘拐未遂”を起こすが、沙紀が間一髪で阻止。
  • マンション総会で、沙紀が不倫と誘拐の証拠を公開。尚弥と円佳は窮地に。
  • 尚弥は沙紀に泣きつくも一蹴され、家庭も仕事も失い慰謝料を背負う。
  • 宗一郎も円佳との離婚を決意し、梨佳(円佳の娘)の未来のために動く。
  • 新章では娘・梨佳が主人公に。夫・瑛次の浮気と冷淡な態度に苦しむ展開が始まる。
  • 母の不倫がトラウマになっている梨佳は、自身も“サレ妻”となり涙を流す。

60点の夫婦でいいのに 第1巻のネタバレ

「60点の夫婦でいいのに」第1巻では、理不尽な減点評価を繰り返すモラハラ夫・尚弥との関係に苦しむ沙紀の姿が描かれます。専業主婦として家事と育児に向き合う彼女ですが、夫からの評価は0点。そこに現れる「100点の女」が、物語をさらに波乱へと導いていきます。

主人公の戸川沙紀は、7年前に結婚した尚弥と娘の陽菜と3人で暮らす専業主婦。
しかし、尚弥は次第に態度を変え、家事や育児に点数をつけるようになっていきます。

  • 「今日の君は30点」「妻としては20点だな」といった冷たい評価。
  • 自分のことは「仕事もバリバリ」「女性社員にモテる」などと100点評価。
  • 沙紀には「俺にふさわしい100点の女になれ」と要求し続け、責任を押し付ける日々。

沙紀は努力を重ねているものの、どれだけ頑張っても尚弥の評価は上がらず、心身ともに疲弊していきます。

ある日、娘・陽菜が風邪を引いてしまい、沙紀は看病のために食事の準備やアイロンがけが後回しに。

  • 尚弥はそれを責め、「専業主婦なのに何もできていない、0点だ」と言い放ちます。
  • 沙紀が体調不良の娘を優先していることには目もくれず、自分中心の発言ばかり。

そしてタイミング悪く現れたのが、同じマンションに住む主婦・泉円佳。彼女は尚弥のために手料理を差し入れし、「困ったときはお互い様」と微笑みます。

沙紀は屈辱と悔しさで唇を噛みしめ、心の奥に小さな「復讐」の芽が生まれるのでした。

尚弥はその姿を見て「彼女こそ100点の女だろう」と沙紀を罵倒。

60点の夫婦でいいのに 第2巻のネタバレ

第2巻では、夫・尚弥と“100点の女”円佳の関係に対し、沙紀が次第に確信を深めていく姿が描かれます。一見、親切で穏やかな円佳の裏にある違和感──それは単なる嫉妬や疑心ではなく、確かな“証拠”へと変わっていくのです。

尚弥が「100点の女」だと評した泉円佳。その言葉がどうしても心に引っかかる沙紀は、些細な出来事の中で違和感を覚えはじめます。

  • 陽菜が転んだときに円佳が貼ってくれた絆創膏。それと、尚弥が帰宅時に手に貼っていた絆創膏が、まったく同じデザインだった。
  • さらに、円佳の家に招かれた際に、なぜか尚弥の腕時計がそこに置かれていた。

円佳はあくまで自然に振る舞いますが、沙紀の中では、偶然にしてはあまりにも重なる状況に、静かな確信が芽生え始めます。

違和感はやがて疑念へと変わり、沙紀は尚弥のスマホを確認することを決意します。

  • 尚弥が風呂に入っている隙にスマホをチェック。
  • そこには、円佳とのやり取りと思しきメッセージや画像が保存されており、関係を示す決定的な証拠が。

夫の不倫、そして裏切り。あまりにも一方的に減点され続けた“60点の妻”は、この瞬間、自分自身の尊厳を取り戻すための「戦い」を始める決意を固めたのでした。

60点の夫婦でいいのに 第3巻のネタバレ

第3巻では、尚弥の不倫の事実に気づいた沙紀が、自分自身の人生と娘の未来のためにどうすべきかを悩みながらも、少しずつ前へと踏み出していく姿が描かれます。迷い、立ち止まり、それでも進もうとする沙紀の姿に、胸を打たれる展開です。

不倫の証拠を見つけて以来、沙紀は尚弥の命令に従うのをやめ、最低限の会話だけで生活を続けるようになります。

  • 尚弥はいつものように上から目線で命令するが、沙紀は淡々と受け流す。
  • しかし「このまま離婚していいのか」という葛藤も抱えている。
  • 特に娘・陽菜のことを考えると、両親が揃っていた方がいいのでは…という迷いが拭えない。

そんな中、陽菜が沙紀の様子に気づき、無邪気な言葉をかけてくれます。

  • 「ママはハナマルだよ」と笑顔で言ってくれた陽菜。
  • 沙紀はその優しさに心が救われ、思わず涙を流してしまいます。

陽菜の言葉をきっかけに、沙紀の中で迷いが晴れていきます。

  • 今まで抱えていた思いを、ママ友たちに正直に話すことに。
  • 「どうして我慢してたの?」と驚かれつつも、沙紀の中で「これでいいんだ」と確信に変わっていく。
  • そしてついに、尚弥との離婚に向けて動き出すことを決意。

不安もあるけれど、娘の笑顔と自分の未来のために。沙紀は、“60点”の呪縛から解き放たれる第一歩を踏み出したのでした。

60点の夫婦でいいのに 第4巻のネタバレ

第4巻では、沙紀と宗一郎が“裏切られた被害者同士”として手を取り合い、水面下での反撃が本格的に動き始めます。尚弥と円佳のクズな行動に、ついに綻びが生まれ、沙紀は離婚後の生活を見据えながら着実に証拠を固めていきます。

円佳の夫・宗一郎と対話した沙紀は、彼も自分と同じ“裏切られた側”であることを知ります。

  • 宗一郎は円佳の不倫に気づいていたが、娘のために黙っていた。
  • 沙紀と協力し合うことで、円佳と尚弥にダメージを与えるための準備を進める。

この2人の結託が、静かに尚弥と円佳の虚像を崩し始めるきっかけになります。

ある日、ママ友たちの集まりで、円佳が得意げに披露した料理について宗一郎が「実は代行サービスのもの」と漏らしてしまいます。

  • 沙紀はその事実を活かし、円佳の“100点主婦”としての評価を崩す布石に。
  • ママ友たちの前での赤っ恥により、円佳の完璧イメージが崩壊し始める。

宗一郎から尚弥の出張予定を聞いた沙紀は、事前に証拠取りの準備を始めます。

  • 友人・洋子のアドバイスで、「離婚時の親権や養育費請求には確実な証拠が必要」と学び、行動を起こす。
  • そしてついに、尚弥が出張と偽って円佳と会っている決定的な証拠を押さえることに成功。

沙紀は証拠を手にし、いよいよ本格的な離婚へと踏み出す決意を固めます。

一方、宗一郎は父親であるがゆえに、離婚後の親権を持つことが難しい現実に苦しんでいます。

  • 「自分が母親だったら…」とこぼす宗一郎の言葉に、離婚時の性別による不平等さが浮き彫りに。
  • 沙紀はそんな彼の姿に共感と憐れみを感じ、2人の絆も少しずつ深まっていきます。

第4巻は、証拠確保と人間関係の変化が大きく動いた巻。静かに、しかし確実に反撃が進んでいく展開です。

60点の夫婦でいいのに 第5巻のネタバレ

第5巻では、沙紀がついに娘・陽菜に離婚の話を切り出し、大きな決断の瞬間を迎えます。尚弥のクズっぷりはさらに加速し、円佳との関係も深まる中、沙紀は強い覚悟と行動力で家庭の再構築に向かって突き進んでいきます。

沙紀はついに、娘・陽菜に離婚することを伝えることを決意します。

  • 幼い陽菜に「どうしたいか」と聞く沙紀。
  • 陽菜は悩みながらも「ママと一緒がいい」と答え、母の気持ちを支えてくれます。
  • 親子の絆の深さが伝わる、静かで温かい場面。

読者にとっても胸が締め付けられるような感動的なシーンとなっています。

一方、尚弥の不倫はますます悪質さを増していきます。

  • 円佳へのプレゼントに何十万円もする高級バッグを購入。
  • 沙紀はその事実に驚きつつも、冷静に証拠を積み重ねていく。

同時に、沙紀は尚弥への家事を完全拒否。

  • 「私、アイロンがけは20点だから」と皮肉たっぷりに返す爽快な場面。
  • 尚弥がホコリアレルギーでも無視を決め込み、掃除機を自分でかけさせる。
  • しかし尚弥は掃除の仕方も下手で、逆に沙紀にダメ出しされる始末。

沙紀の毅然とした態度と、尚弥の幼稚な姿勢のコントラストが痛快です。

陽菜は母親の手伝いをするほどしっかりと成長を見せており、沙紀も陽菜を守ろうと積極的に動きます。

  • 尚弥が陽菜に食器洗いをさせようとするなど、育児放棄に近い行動が目立つ。
  • 沙紀は尚弥との接触を避けるため、陽菜をコミュニティスペースへ連れて行く。
  • そこで離婚の話を改めて陽菜に伝え、距離を取る決意を固める。

しかしここで、事態は思わぬ方向へ──

  • 尚弥が「沙紀に陽菜を連れ去られた」と円佳に報告。
  • その直後、円佳は偶然トイレに一人で来ていた陽菜を見つけ、「あること」を思いつく…。

次巻への不穏な引きとともに、5巻は母子の絆と決意、そしてさらなる“仕掛け”の始まりを描くターニングポイントとなっています。

60点の夫婦でいいのに 第6巻のネタバレ

第6巻では、ついに陽菜を巡って円佳が“連れ去り未遂”を起こすという、衝撃的な展開が描かれます。沙紀の母としての危機感、尚弥の無関心、そして円佳の異常性が際立つ中で、沙紀と宗一郎の共闘もいよいよ本格始動の兆しを見せはじめます。

陽菜がトイレから戻らず、沙紀は一旦「家に戻っているのでは」と考えますが、そこにいた尚弥はスマホゲームに夢中。

  • 沙紀が「陽菜がいない」と訴えても、「忙しい」と聞く耳を持たない尚弥。
  • しまいには「お前がちゃんと見てないからだ」と責任転嫁、さらにはマイナス採点まで始める始末。

しかし、その直後──

  • 尚弥のスマホに「陽菜と遊んでるよー!」という円佳からのメッセージが届く。
  • 沙紀だけがその通知に気づき、すぐに円佳が陽菜を勝手に連れて行ったことを悟る。
  • 尚弥にその事実を突きつけると、動揺しながらも「円佳が…?」と疑いを見せ始める。

尚弥が初めて円佳に対して疑念を抱いたことは、これまでの展開から見ても意外な動きでした。

一方その頃、陽菜は円佳の自宅で、彼女の娘と一緒に遊ばされていました。

  • 陽菜は沙紀のことを心配して泣きそうになっているが、円佳は「もうちょっと泊まっていけば?」と悪びれる様子もなく引き止める。
  • 沙紀が駆けつけて陽菜を連れ戻すも、「犯人扱いしないで」と悪びれない円佳の態度に絶句。

これにより、沙紀の中で母としての覚悟が一層強くなります。

  • 「このままでは陽菜を守れない」と痛感。
  • 偶然道端で出会った宗一郎に、連れ去り未遂の一部始終と、今後の決意を打ち明ける。

沙紀の話を聞いた宗一郎は、静かに決意を固めていく様子を見せます。

  • 宗一郎も、円佳の異常さを再確認。
  • 沙紀と再びタッグを組み、円佳と尚弥に対して本格的な反撃に出る流れへ。

6巻は、親権・養育・不倫を超えて、「子どもを守る」という強い意志が試される巻。
沙紀の覚悟と、宗一郎との再連携が、物語を大きく動かしていくターニングポイントとなります。

60点の夫婦でいいのに 第7巻のネタバレ

第7巻では、沙紀と宗一郎の仕掛けた“復讐劇”がついに実行に移されます。舞台はマンションの総会。円佳と尚弥の評判が高い中、沙紀は冷静かつ狡猾に反撃のカードを切っていきます。円佳の驚きの反応、そして最後に待ち受ける不倫暴露が、場の空気を一変させます。

沙紀は、マンションの次期役員に尚弥の名前を勝手に書いて提出していました。

  • 尚弥はその事実を当日初めて知らされ激怒。
  • 沙紀に物を投げようとするが、彼女がスマホで録画しようと構えたことで、手を止める。
  • DVの証拠になることを恐れた尚弥は、しぶしぶ総会に出席することに。

尚弥の小物ぶりと、沙紀の冷静な対応が際立つやり取りです。

総会には多くの住人が集まり、次期役員選出の議題へ。

  • 円佳が理事長に立候補。尚弥のために都合の良いルールを作るつもりだった。
  • 顔の広さと人当たりの良さから、賛成多数で当選しそうなムード。
  • しかし、反対者として宗一郎と沙紀が挙手。

円佳は余裕の表情を見せるが、ここで沙紀が静かに抗議の声を上げる。

沙紀は、事前に準備していた証拠写真をスクリーンに投影。

  • まず映し出したのは、円佳が陽菜を勝手に連れていた際の写真。
  • 円佳は「子ども同士が遊んでいるだけ」「誘拐なんて言ったら名誉毀損で訴える」と開き直る。

だが、沙紀の切り札はそれだけではなかった──

  • 次に投影されたのは、尚弥と円佳の不倫現場をとらえた写真。
  • 会場は静まり返り、円佳の顔が初めて強張る。
  • “100点の女”の仮面が剥がれ始め、空気が一変。

この巻のクライマックスでは、沙紀と宗一郎の綿密な準備と、的確なタイミングが光ります。

第7巻は、圧倒的な心理戦と公開処刑のような展開が炸裂する、大きな転機の巻となっています。

60点の夫婦でいいのに 第8巻のネタバレ

第8巻では、ついに沙紀と宗一郎による復讐劇が決着を迎えます。尚弥と円佳、それぞれの“100点”幻想が崩壊し、代償を支払う時がやってきます。一方、沙紀と宗一郎はそれぞれの新たな一歩へと進み始める──。因果応報のラストに向け、物語はクライマックスへ。

沙紀に公然と恥をかかされた円佳は、「捨てられた0点の女」だと沙紀を見下しつつ、尚弥にすり寄ろうとします。

  • 「私は100点の女よ」と擦り寄る円佳。
  • しかし、マンション住人たちの冷たい視線に気づいた尚弥は、円佳を「キモい」と突き放す。
  • 自分の立場を守るため、尚弥は円佳を切り捨てる選択をする。

一方、尚弥は沙紀に泣きつき始めます。

  • 「家事も育児もちゃんとする」「0点と言ったのは嘘で、円佳に脅されていた」など、必死の言い訳。
  • しかし沙紀は一切取り合わず、「離婚する。今後は弁護士を通して」と冷たく通告。

沙紀のブレない決断が、読者に爽快感をもたらします。

一方の円佳も、ようやく自分のしたことの重みを痛感し、宗一郎に謝罪します。

  • 「家族を失いたくない」と泣く円佳に対して、宗一郎は静かに決意を語る。
  • 娘・梨佳のことを第一に考え、「もう限界だ」「離婚する」と伝える。

父親としての責任と愛情がにじむ、宗一郎の苦渋の選択が胸を打ちます。

その後──

  • 尚弥は家庭も仕事も失い、慰謝料の支払い義務を負うことに。
  • 沙紀はマンションを売却し、新しい生活をスタート。
  • 宗一郎とはしばらく子育てを協力し合う関係にあったが、沙紀が引っ越すことで、別れを迎える。

お互いに感謝を伝え、笑顔で前を向いて別れを告げる2人の姿に、物語の余韻が広がります。

しかし──

  • 最後の場面、円佳はひとり取り残され、かつてのマンションを睨みつける。
  • 「まだ終わっていない」とでも言いたげなその目が、不穏な空気を残して物語は幕を下ろします。

第8巻は、登場人物たちが選択の代償を支払い、新たな未来へ進み出す感動と因果応報の物語。読み終えたあとに深く残る、強い余韻のある巻です。

60点の夫婦でいいのに 第9巻のネタバレ

第9巻からは新章がスタート。物語の舞台は次の世代へと移り、円佳の娘・梨佳が主人公となります。母の過去に囚われながらも、結婚という新たな一歩を踏み出した梨佳。しかし、彼女が手にしたはずの「幸せな家庭」は、またしても不信と裏切りによって揺らぎ始めていきます。

物語は衝撃的な場面から始まります。

  • 梨佳の夫・宮辺瑛次(32歳)が浮気をしている現場を、梨佳が目撃。
  • ショックのあまり、その場で泣き崩れてしまう。

この衝撃シーンは、過去の記憶と現在の現実が重なる象徴的な幕開けです。

時間は数週間前に遡ります。

  • 梨佳は、子どもの頃に陽菜と一緒に写っていた写真や、かつての母・円佳が睨みつけていた写真を手にして過去を思い返していた。
  • そこに陽菜から「もうすぐ到着するよ」と引っ越し祝いの連絡。
  • 瑛次も優しく接してくれ、「あまり思い詰めないで」と声をかける。

梨佳は、自分が母の不倫のせいで学校で陰口を叩かれ、いじめられていたことを思い出していました。

  • 「子どもを作って同じ想いをさせたくない」と結婚も出産も躊躇していた。
  • そんな中、就職先で陰口を止めてくれた男性が瑛次。
  • 瑛次と一緒にいると、自分を肯定できると気づき、彼からのプロポーズを受け入れる。

現在──

  • 医師となった陽菜が、宮辺家に引っ越し祝いに訪問。
  • 一緒にケーキを食べ、談笑する中で、梨佳は瑛次と陽菜が楽しげに話している様子を目にする。
  • お似合いに見える2人に、なぜか胸騒ぎを覚える梨佳。

陽菜に対する嫉妬とも違う、微妙な不安が心を覆っていきます。

その夜、瑛次は避妊をせず関係を持とうとします。

  • 「安全日だから大丈夫」と言いながら避妊を拒否。
  • 梨佳が不安を口にすると、瑛次は冷たい態度で途中でやめてしまう。
  • そのままベッドで誰かと電話を始める様子も…。

梨佳の「幸せ」は、またしても“誰かの裏切り”によって崩れかけている──。

第9巻は、母・円佳の罪が娘・梨佳の人生にも影を落とし続けることを描く、非常に重厚な導入回。次世代に連鎖する「不信」と「傷」が、物語の新たな焦点となっていきます。

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【60点の夫婦でいいのに】この漫画を読んだ感想(ネタバレあり)

モラハラ、不倫、DV──日常の中に潜む「静かな暴力」を丁寧に描いた本作『60点の夫婦でいいのに』。
読み進めるほどに胸が苦しくなる展開と、そこから生まれる“静かなる反撃”の爽快さがクセになる作品です。
ここでは、そんな本作を読んだ上での率直な感想を綴っていきます。

モラハラと不倫のリアルが刺さる、静かなる復讐劇

『60点の夫婦でいいのに』は、ただのドロドロ劇ではありません。
「採点される結婚生活」「役割を押し付けられる妻」という構図が現実的で、共感と怒りが同時に湧き上がります。

特に序盤の沙紀の描写は、読者に“他人事ではない”と感じさせるリアルさ。
だからこそ、彼女が証拠を集め、言葉でなく行動で反撃する展開は、読んでいて思わずガッツポーズしたくなるほど痛快です。

加えて、尚弥や円佳といった加害者が“完璧な悪”ではなく、保身や虚栄心にまみれた「どこにでもいそうな人間」として描かれている点も秀逸。読者自身の周囲と重ねて考えさせられる、深みのあるストーリーになっています。

新章で描かれる“次世代への傷跡”

第9巻からは、物語の主軸が沙紀たちから娘世代へと移り、新章がスタートします。
特に円佳の娘・梨佳が、母の不倫の影響をいまだに引きずっている描写は重く、切実です。

「親の過ちが子どもの心にどう影響を与えるか」「それをどう乗り越えるか」というテーマが、次世代編の核となっており、物語の深みをさらに押し広げています。

総評:現実を突きつけられながらも、希望を見つけられる作品

  • モラハラ・DV・不倫といったテーマを真正面から描きながら、テンポが良く読みやすい。
  • 「感情的な爆発」よりも「緻密な計画と冷静な反撃」が主体で、主人公の強さに心打たれる。
  • 最後には読後感の良さと、少しだけ救われた気持ちを与えてくれる。

日常に潜む狂気を描きながらも、最後には「自分の人生を取り戻す姿」がしっかり描かれた本作は、多くの読者に勇気と共感を与える1冊です。

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【60点の夫婦でいいのに】最終回の考察

『60点の夫婦でいいのに』の最終回では、沙紀と宗一郎による“復讐”が見事に成功し、尚弥と円佳は自らの行いの代償を払う形で物語を終えました。しかし、読み終えてみると、単なる勧善懲悪だけでは語りきれない余韻と、読者に託された“問い”のようなものが残ります。

考察①:「100点の幻想」からの解放

最終的に、沙紀も宗一郎も、“完璧な妻・夫”という幻想から解き放たれ、それぞれが自分らしい生活を取り戻しました。タイトルにある「60点でいい」という言葉は、“完璧でなくていい、自分を削らなくていい”というメッセージでもあり、本作を通じて最も強く訴えたテーマです。

尚弥や円佳の「100点の幻想」は、結果的に自分たちを破滅へと導きました。一方、60点でもいいから“誠実に生きる”沙紀と宗一郎の姿は、地に足のついた生き方として肯定的に描かれています。

考察②:円佳の「睨み」で残された不穏な伏線

最終回のラスト、マンションを睨みつける円佳の姿──
これは明確な“終わり”を意味しない不気味な余韻でした。

  • 円佳は“100点の女”という自己像に強く執着していた。
  • 家族を失い孤立したことで、再び誰かを攻撃する可能性がある。
  • 彼女の「変わらなさ」=加害者性の象徴とも読める。

この構図は、「人はそう簡単に変わらない」という現実を突きつけているとも言えます。

考察③:次世代に引き継がれる“傷と選択”

新章では、円佳の娘・梨佳が母の罪に苦しみ、同じような「サレ妻」の道を歩みかけます。
これは、家族の間違いが次の世代へと連鎖する現実を描いたもの。

最終回で沙紀が前を向いて去る一方で、円佳が立ち止まり睨み続ける構図は、“清算できた過去”と“終わらない過去”を対比させています。

結局、本当に過去を断ち切れるのは、「自分で選び直す力を持つ者だけ」なのだと、本作は語っているのではないでしょうか。

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【60点の夫婦でいいのに】口コミ・評価

『60点の夫婦でいいのに』は、モラハラや不倫といった現代的な問題をリアルに描いた作品として、多くの読者から反響を集めています。ここでは、実際に本作を読んだ人たちの口コミを紹介します。共感・怒り・スカッと感…さまざまな声が寄せられています。

良い口コミ

  • 「スカッとした!我慢してきた沙紀が立ち上がる展開に涙が出た」
  • 「尚弥と円佳の“偽りの100点”が崩れていく過程が見事」
  • 「円佳の“ママ友マウント”がリアルで怖いけど描写がうまい」
  • 「証拠を着実に集めていく沙紀の姿勢に勇気をもらえた」
  • 「娘の陽菜がとても健気で泣ける。母娘の絆が最高」

悪い口コミ・気になった点

  • 「序盤の胸糞展開が長くて読むのがつらかった」
  • 「尚弥と円佳があまりに典型的なクズでリアリティに欠けると感じる部分も」
  • 「感情移入できるけど、展開が都合よく進みすぎに思えるところもあった」
  • 「もう少し円佳の背景も深掘りして欲しかった」

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総合的な評価

  • 読者の多くが「怒り」と「共感」、そして「スカッと感」を持ち帰っており、口コミ全体としては好意的。
  • 特に女性読者からの支持が高く、「自分の経験と重なった」「救われた気持ちになった」という声も多数見受けられます。
  • 新章に入ってからの“次世代の連鎖”描写に期待を寄せる読者も多く、物語はまだまだ注目され続けています。
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【60点の夫婦でいいのに】どんな人におすすめか

『60点の夫婦でいいのに』は、家庭の中にあるモラハラ、不倫、DV、そして“沈黙の我慢”をテーマに描いたヒューマンドラマです。
「誰にも気づかれないまま傷つき続ける女性」が、静かに反撃し、尊厳と人生を取り戻していく姿は、多くの読者に刺さる要素があります。
以下に、特に本作をおすすめしたい読者層をまとめました。

① モラハラや家庭内の理不尽に悩んだことがある人

  • 配偶者やパートナーに理不尽なことを言われた経験がある人。
  • 「家事や育児に点数をつけられた」「努力がまったく報われない」と感じたことがある人。
  • 誰にも相談できず、“普通”を装って我慢していた人。

→ 沙紀の冷静かつ現実的な行動が、「我慢しなくていい」というメッセージをくれる。

② スカッとする復讐劇を求めている人

  • モヤモヤする展開から、スカッとする逆転劇までしっかり描かれるのが魅力。
  • 一発逆転ではなく、「証拠を積み重ね、冷静に追い詰めていく」タイプの復讐ストーリーが好きな方にぴったり。

→ 派手な怒鳴り合いよりも、静かな強さ・行動で語る展開が好きな人におすすめ。

③ 不倫や“サレ妻”を描いた物語に共感する人

  • 不倫や浮気、裏切りといったテーマが気になる人。
  • 自分や周囲の体験と重ねて読むことで、リアルに感じられる。
  • 主人公が“妻であり、母である”立場からどのように立ち上がるかを見届けたい人に。

→ 現代の「夫婦の歪み」や「家庭の崩壊と再生」を描いた物語として刺さる内容。

④ 母から娘へ――“家族の連鎖”をテーマに考えたい人

  • 新章では、母・円佳の過去の行動が、娘・梨佳の人生に影を落とす展開に。
  • 家族の罪・傷・過ちが、無意識のうちに次世代へと受け継がれる様子が描かれる。
  • 親子関係や、育った環境が自分の性格や選択にどう影響しているか考えたことがある人に深く刺さる。

→ “自分は親とは違う道を歩みたい”と思ったことがあるすべての人へ。

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【60点の夫婦でいいのに】rawサイトで読むのは絶対にやめましょう

最近、SNSや検索エンジンで「60点の夫婦でいいのに raw」や「無料で読める方法」などと検索する人が増えていますが、

違法サイト(rawサイト)での閲覧は、法的にも倫理的にも絶対にNGです。

違法サイトを利用する3つのリスク

  1. ウイルス・マルウェア感染の危険性
     rawサイトは正規の広告管理がされていないため、アクセスしただけでスマホやPCがウイルス感染する危険があります。
     実際に「勝手にアプリがインストールされた」「個人情報が漏洩した」という被害も多数報告されています。
  2. 法的リスク(閲覧者も対象になる可能性あり)
     違法アップロードされた漫画をダウンロード・閲覧する行為も、著作権法に抵触する可能性があります。
     日本では刑事罰の対象となることもあり、今後ますます取り締まりが強化されていく見込みです。
  3. 作家や出版社への重大なダメージ
     無料で読む人が増えると、正規販売の売上が落ち、作家に収益が届かなくなります。
     その結果、作品の打ち切りや出版停止につながることもあります。
     つまり、あなたの“タダ読み”が、好きな作品を潰しているのです。

安全・合法に読むには?

『60点の夫婦でいいのに』は現在、コミックシーモアなどで配信されています。

初回登録でお得なクーポンが使えるほか、期間限定で無料試し読みも可能です。

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【60点の夫婦でいいのに】全話ネタバレまとめ

『60点の夫婦でいいのに』は、表面的には「モラハラ夫×我慢する妻」の物語ですが、その裏には“生きづらさ”“見えない暴力”“家族の呪縛”といった現代的な問題が繊細に描かれています。
静かに、そして確実に自分の人生を取り戻していく沙紀の姿は、多くの読者に勇気と希望を与えてくれます。

  • 「減点される夫婦関係」という斬新な切り口が現実味と共感を呼ぶ。
  • モラハラ・DV・不倫といった重たいテーマを描きつつ、痛快な逆転劇も味わえる
  • 復讐は派手で劇的ではなく、“現実的で冷静”だからこそ胸に響く
  • 次世代編では「親の罪の連鎖」を描き、物語に深みと継続性が生まれている

不条理な日々を黙って耐えてきた人、過去のトラウマに苦しむ人、
そして“自分を取り戻したい”と願うすべての人に読んでほしい一作です。

「60点でもいい。いや、むしろそれでいい。」
このタイトルに込められた意味を、読み終えたとききっと噛みしめるはずです。

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