「2011年3月に大災害が起きる」と表紙に記された漫画『私が見た未来』。その予言めいた一文が、のちに東日本大震災と一致したことから、“予知夢漫画”として注目されたのが、漫画家・たつき諒さんです。
そんな彼女が警告する次なる予知夢が「2025年7月5日の大災難」。SNSでも「旅行を控える」「海沿いは避けたい」といった声が広がり、現実にも影響を及ぼしています。
この記事では、たつき諒さんがこれまでに的中させたとされる夢の内容や、外れた(実現していない)予知夢、そして2025年に向けて広がる不安とその背景について、徹底的に解説します。
果たして、予知夢は本当に現実になるのか? そして、私たちはどう備えるべきなのか──。
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引用元:コミックシーモア
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『私が見た未来』作者:たつき諒とは
予知夢の内容 | 夢を見た日(または年) | 実際の出来事・対応 | 判定 |
---|---|---|---|
東日本大震災(津波による大災害) | 1996年3月11日 | 2011年3月11日、東日本大震災 | 的中 |
ダイアナ妃の死 | 1992年8月31日 | 1997年8月31日、交通事故死 | 的中とされる |
フレディ・マーキュリーの死・映画化 | 1976年/1986年 | 死去(1991年)、映画化(2018年) | 一部的中 |
謎の新型感染症の世界的流行 | 年不明 | COVID-19との関連指摘あり | 評価分かれる |
東京湾に巨大な穴が出現 | 1991年頃 | 未発生 | 未的中 |
首都圏直下型地震(2021年) | 年不明 | 該当年に大地震なし | 未的中 |
2025年7月5日、巨大津波発生 | 1991年頃 | 未発生(未来/予言中) | 未検証(注目中) |
たつき諒(たつき りょう、本名:竜樹諒)は、日本の女性漫画家で、主に1990年代に活動していた人物です。神奈川県横浜市出身。代表作は1999年に刊行された短編集『私が見た未来』で、のちに「予知夢漫画」として大きな注目を集めました。
漫画家としての活動
たつき諒さんは、もともとオカルトや不思議な話を題材とした短編を多く執筆していました。
中でも『私が見た未来』は、当時は大きな話題にならなかったものの、「2011年3月 大災害が起きる」と記された表紙が、後の東日本大震災の発生と一致したことで「予言書」として再評価されるようになりました。
夢日記と予知夢の記録
たつきさんは1985年頃から「夢日記」をつけており、日々の夢の内容を記録していたといいます。これが『私が見た未来』の基礎となっています。
中には、自然災害や著名人の死、社会的出来事を予知しているような夢もあり、2021年の再刊時には未発表の夢や詳細な解説が加えられました。
活動休止と再注目
1999年の『私が見た未来』発刊後、彼女は漫画家としての活動をほぼ休止しています。長らく消息不明とも言われていましたが、2021年に『私が見た未来 完全版』の出版にあたり、飛鳥新社からのインタビューで「一時的な復帰」を果たしました。
彼女はこの再出版を「不安を煽るためではなく、災害への備えを促すため」としており、読者には冷静な対応を呼びかけています。
メディアでの話題性
2021年以降、テレビ番組やSNS、YouTubeなどでも「たつき諒の予知夢」がたびたび取り上げられ、再ブレイクしています。
特に2025年7月の予言を巡っては、書籍の重版・高額転売なども起き、都市伝説的な広がりを見せています。
『私が見た未来』たつき諒の的中したとされる予言
たつき諒さんの予知夢の中でも、現実の出来事と一致したと話題になったものはいくつか存在します。その的中ぶりから、SNSやメディアでは「本物の予言者なのでは?」と注目されるようになりました。
以下では、代表的な「的中した予知夢」について詳しく解説します。
東日本大震災を予知していた?
- 夢を見た日:1996年3月11日
- 予知夢の内容:日本の沿岸部に巨大な津波が押し寄せ、多くの命が失われるという強烈な夢を見たと記録されています。
- 書籍での描写:『私が見た未来』の表紙に「大災害は2011年3月」と明記されており、日付まで一致している点が注目されました。
- 現実の出来事:2011年3月11日、マグニチュード9.0の東日本大震災が発生。津波による甚大な被害が広範囲に及びました。
この一致は非常に衝撃的で、予知夢の存在に信憑性を持たせる大きな要因となりました。
ダイアナ妃の死
- 夢を見た日:1992年8月31日
- 予知夢の内容:有名な女性が突然命を落とす夢を見たとされています。
- 現実の出来事:1997年8月31日、イギリスのダイアナ元皇太子妃がパリで交通事故により死亡。
- 評価:夢を見た日と実際の出来事の日付が「8月31日」で一致しており、偶然にしては出来すぎているという声も。
フレディ・マーキュリーの死と映画化の予知
- 夢を見た年:1976年(死)、1986年(映画)
- 予知夢の内容:伝説的ロック歌手フレディ・マーキュリーの死を夢に見た。後に彼の人生が映画になるという夢も記録。
- 現実の出来事:フレディは1991年にエイズにより死去。2018年には伝記映画『ボヘミアン・ラプソディ』が公開され大ヒット。
- 評価:予知夢から実現までに時間差はありますが、内容としては符合しています。
評価とその信憑性について
これらの予知夢は、後から「一致している」と評価されたケースがほとんどであり、事後的な解釈による部分もあります。それでも、「2011年3月」という具体的な日付の一致は大きなインパクトを与えました。
読者の中には、偶然の一致ではなく「本物の予知夢」だと信じる人も多く、SNSなどを通じてその情報が拡散されています。
『私が見た未来』たつき諒の当たっていない・未確認の予言
たつき諒さんの予知夢の中には、今のところ「現実に起きていない」「実現していない」ものも存在します。夢という性質上、象徴的で曖昧な内容も含まれており、すべてが的中しているわけではありません。
以下に代表的な“未的中”とされる夢を紹介します。
2025年7月5日に起こる「本当の大災難」
- 夢の内容:2025年7月5日午前4時18分に、日本の太平洋側を巨大津波が襲い、大勢の人が犠牲になるというもの。
- 現実との比較:この予知夢は現在(2025年5月)時点では未発生。未来の予言として注目されており、SNSでは旅行キャンセルや不安の声も。
- 注意点:科学的にはこの日に異常を示すデータや地震の兆候は確認されていません。予言の真偽は7月を待つしかありません。
東京湾に巨大な「穴」が開く夢
- 夢の内容:東京湾の海底に直径数百メートルに及ぶ大きな円形の穴が現れ、その後大災害が起こるという警告的な夢。
- 現実との比較:これまでにそのような現象は報告されておらず、海洋調査や地震研究でも一致するデータはありません。
- 評価:象徴的な夢とも考えられ、現実の地殻変動とは一致していない。
首都直下型地震が2021年に起こる
- 夢の内容:2021年に首都圏(東京)で大きな地震が発生するという予知。
- 現実との比較:2021年には有感地震はあったものの、首都を襲うような壊滅的地震は発生していません。
- 評価:予言された年を過ぎても現実化していないため、未的中とされます。
謎の病気が世界中に広がる夢
- 夢の内容:得体の知れない病気が世界的に拡大し、多くの命が失われるという漠然とした予知夢。
- 現実との比較:COVID-19のパンデミックと関連づけられることもありますが、時期や内容の具体性が乏しく、的中とは判断しづらいです。
- 評価:コロナとの一致度は薄く、評価は分かれます。
未的中の予知夢があることは、「すべてが当たるわけではない」という現実的な視点につながります。夢はあくまで主観的な体験であり、象徴的・抽象的に表現されるため、後から現実に当てはめる「こじつけ」になりやすい側面もあります。
『私が見た未来』予言で旅行キャンセルが増加?
2025年7月5日に巨大地震・津波が発生するとするたつき諒さんの予知夢が話題となる中、実際にこの時期の旅行をキャンセル・延期する動きが一部で広がっています。
SNSでの拡散と心理的影響
『私が見た未来 完全版』に記載された「2025年7月5日午前4時18分に大災難が起こる」という記述は、SNSや動画配信者によって広まり、特にTwitter(X)やYouTubeでは「旅行を控える」「この日は実家に戻る」といった投稿が見られます。
一部の旅行代理店でも、7月初旬のキャンセル率が例年より若干高いという報告もあり、予知夢が消費者行動に影響を及ぼしていることは否定できません。
キャンセル理由は「明言しない」傾向
興味深いのは、多くのキャンセル者が「日程が合わなくなった」「急用が入った」などと説明しており、たつき諒さんの予言を明確な理由として挙げないケースが多いということです。
これは、「占いや都市伝説を信じて旅行を取りやめた」と公言することに対する抵抗感の表れと考えられます。
旅行業界の対応は?
- 大手旅行会社:予言や都市伝説によるキャンセルに対する明確な方針はないものの、柔軟なキャンセルポリシーを案内。
- 地方の宿泊施設:とくに東海・四国・九州の海岸地域では、「予言に関する問い合わせ」が少数ながら寄せられているとの報道もあります。
旅行を取りやめるべき?
現時点で、2025年7月5日に大災害が起きるという科学的な根拠は存在していません。たつき諒さん本人も「不安を煽るためではなく、備えを呼びかけるために伝えている」としています。
不安な方は、
- 安全な場所で過ごす
- 災害時の連絡手段を確認する
- 旅行保険やキャンセル保険を活用する
といった冷静な対処をおすすめします。
『私が見た未来』たつき諒さんの予言まとめ
たつき諒さんの予言は、過去に実際の出来事と一致したことで「本物の予言では?」と注目を集めてきました。とくに『私が見た未来 完全版』に記された「2025年7月5日の大災難」は、多くの人々に影響を与え、旅行のキャンセルや防災意識の高まりを生むほどの社会的波紋を広げています。
しかしながら、予知夢は科学的な根拠に基づくものではなく、あくまで主観的な経験の記録です。すべての夢が現実になるわけではなく、当たらなかったものも多数あります。
大切なのは、不安に振り回されるのではなく、「備えあれば憂いなし」の気持ちで防災意識を高めること。冷静に情報を見極め、万が一に備えつつも日常を楽しむことが重要です。
未来は誰にもわかりません。だからこそ、恐れるより、備える。それがたつき諒さんの予知夢が本当に伝えたかったメッセージなのかもしれません。
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