【嘘よみと偽飾の王女】全巻ネタバレまとめ！最新刊までの感想と口コミも紹介！

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王女を殺すつもりで宮廷に入った少女が、まさか“男の王女”の婿になるなんて――!?

『嘘よみと偽飾の王女』は、嘘を見抜く少女・オトと、秘密を抱える“王女”との関係を軸に、宮廷の陰謀・恋・社会問題が重層的に描かれる話題作。

ただのロマンスでは終わらない、深くて切ない宮廷ドラマをあなたも体験してみませんか？

注：ネタバレが含まれますのでご注意ください。

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【嘘よみと偽飾の王女】作品概要

引用元：コミックシーモア

項目	内容
タイトル	嘘よみと偽飾の王女
作者	小田原みづえ
レーベル	プリンセス・コミックス（秋田書店）
ジャンル	宮廷ロマンス／歴史ファンタジー／ミステリー
巻数	既刊10巻（2025年6月時点）
主な受賞歴	電子コミック大賞2023 ノミネート作品

嘘を見抜く力を持つ少女・オトは、王に一族を滅ぼされた復讐のため王女暗殺を企て王宮に潜入。しかしそこにいたのは、本物の王女ではなく“男の替え玉”。

互いの秘密を抱えた二人の、偽りの結婚生活が始まる――。

【嘘よみと偽飾の王女】漫画全巻ネタバレ内容

【嘘よみと偽飾の王女】の主なネタバレ内容まとめ

第1巻ネタバレ

舞台は琉球風の「龍宮王国」。主人公・オトは“ルカ狩り”で一族を滅ぼされ、復讐のため王女暗殺を狙い宮廷に侵入します。

しかし失敗に終わり、さらに王女が男であることを見抜いてしまいます。その秘密を知ったことで、オトは王宮で雑用係として囚われの身に。

王女は普段“アス”という名で少年として過ごしており、オトはその素直な性格に心を揺さぶられていきます。命を狙われたアスを助けたオトに、アスは「自分の婿になってほしい」と提案。

復讐のために来たはずのオトは、王女の想いに動かされ、“偽りの婿”になる決意を固めるのでした。

第2巻ネタバレ

王女（アス）の“花婿”として生きる決意をしたオトは、国王との謁見に向けて“花婿修行”を開始します。

そこへ現れたのが、他の花婿候補・ソロイ。暑苦しい性格ながらも、王女への想いは純粋で、その気持ちにオトは共感します。

しかしその裏で、天代大君の策略が進行。無実のソロイを巻き込む形で、オトが毒蛇（ハブ）に噛まれる事件が発生します。誰も嘘をついていないのに、誰も救われない――そんなやるせなさが残ります。

その後、王都・朱里に到着したオトとアスは、他の花婿候補たちとともに“天代大君からの課題”に挑むことに。

さらに、絶対に知られてはならない“オトが女性であること”が早くも候補の一人・オビトにバレてしまい…!?

第3巻ネタバレ

花婿選考の課題「金の鋏探し」をクリアしたオトでしたが、天代大君の一言でその課題は無効にされてしまいます。

さらにオビトに性別を疑われたオトは、“準一卵性の双子”という苦しい嘘でごまかすことに…。

そして迎えた国王との謁見の日。鋏事件を理由に、オトに流罪が言い渡され、さらに追い込まれます。その場で天代大君は「神託により、オビトこそがふさわしい」と主張。

しかし、嘘を見抜く力を持つオトはすかさず反論。『その神託には 嘘がある』と告げてしまい、今度は死刑の危機に。

そんな中、国王はこう言い放ちます。「嘘だというなら証明せよ。できたならすべてを許し、娘の婿にしてやろう」その言葉に嘘はないと見抜いたオトは、天代大君の嘘を暴くため動き出します。

そして現れたのは、以前よりほんの少し（？）痩せた失恋ソロイ！

オトたちは真実を証明し、婿の座を勝ち取ることができるのか――？

第4巻ネタバレ

王の信任を得て、ついにオトとアスは“正式な夫婦”に。身分の差を超えた二人の関係が、ようやく穏やかに動き出します。

さらにオトは、あの寡黙なサイとカミヤが“夫婦”だったと知って驚愕（笑）。強すぎる夫婦がもう一組、そこにいました。

そして今回の騒動の黒幕・天代大君こと王の妹マヅルは、偽りの神託という重罪で地位を剥奪。
オトは、少しだけ村の仇を討てた気がしますが、それだけでは憎しみは癒えず、心はまだ揺れたまま。

そんなオトを見たカミヤは、王女の打ち掛けをオトに羽織らせ、仲間たちで内緒の祝言を開いてくれます。つかの間の穏やかな時間に、皆が笑顔を取り戻します。

――しかし物語は再び動き出します。

ある日、オビトが現れ、オトとアスを花街へ誘います。16歳未満は立ち入り禁止のため、オトだけが案内された先は、病床にある女性の座敷。

そこでオトは、“巫女（ルカ）独特の祈祷”をする少女・マヨと出会います。オビトは、彼女に嘘があるか見極めてほしいと頼んできますが…

その目的は、再び始まろうとしている“巫女狩り”のため――？

オトを巻き込みたくないアスは、心を痛めながらも葛藤を抱えはじめます。

第5巻ネタバレ

王の命で“花街の巫女（ルカ）狩り”に参加することになったオト。アスと共に任務に挑むも、現地で耳にしたのは「姉ぇねの祈祷（うた）」――。

やがて、祈祷を行っていたマヨの遺体が発見される。あまりにも切ない幕引きに、オトは自問します。「暴いたのは、追い詰めたのは、あたし？」

犯人はマヨを巫女だと疑い、告発しようとした客。抵抗されて刺してしまったと供述。さらに“マヨが巫女と認定されれば減刑される”という理不尽な制度も明らかに。

アスとオトはマヨの無実を証明するため、過去の巫女裁判の記録から“共通点”を調査開始。

その結果、すべての裁判で「裁判官カネヒラ × 告発者オガタ」のペアが関与していることが判明。しかも、オガタはマヨ殺害の犯人と同一人物だった！

一方、ついに花街の女性ミキと再会したオト。しかしミキの言葉に違和感を感じた直後、オトは彼女とともに何者かに連れ去られてしまい――!?

第6巻ネタバレ

龍宮王国の王に一族を滅ぼされた少女・オト。復讐のため王女暗殺を試みるも失敗し、逆に“男である王女”の秘密を知ってしまいます。

その秘密を守るため、花婿選考に参加し、王女（アス）の“婿”として動くことになったオトは、王命により巫女狩り調査のため花街に潜入。

しかし、そこでは無実の女性・マヨの死というあまりに切ない事件が起きてしまい、オトとアスは苦しい真実に向き合うことになります。

事件後、ようやく一息つけるかと思いきや――
王府では新たな波紋が広がり始めていました。

マヨ事件をきっかけに明らかになった裁判記録の“異常な共通点”や、告発者オガタの裏にある権力の影…。

王女の秘密、巫女狩りの闇、そして王族たちの策略――

オトは再び、真実と嘘のはざまで揺れ始めることに。

第7巻ネタバレ

王宮内で、天代大君の毒殺未遂事件が発生。被害者は第一王子の実母であり、事件は王位継承争いをめぐる陰謀の様相を呈します。

疑いの目は、対立する第二王子派へ――。さらに、使用された毒が「アヘン」だったことから、アヘンの流通経路を持つ黒浦（こくほ）にも疑惑が向けられていきます。

こうして、事件の真相を探るため、オトとアスたちは新たな任務へと動き出すことに。

一族を滅ぼされた過去を背負いながらも、“真実”を追い求めるオトにとって、王族間の陰謀と黒浦の闇が絡み合うこの事件は、さらに大きな試練となっていくのでした。

第8巻ネタバレ

天代大君毒殺未遂事件の真相を探るため、オトとアスは朱里の城とアヘンの流通経路に関する捜査をそれぞれ別行動で開始します。

アスは「王女」として御内原（おんないばら）に入り、従者として振る舞いながら内部調査を進める中で、かつて関わりのあった人物・アンジュと再会を果たします。

一方、オトはオビトの屋敷に身を寄せながら、天代御殿の事件について調査を進めていきますが――
そこで突然、ジナン王子に「仇」と呼ばれるという新たな因縁が浮かび上がります。

王族同士の権力闘争、アヘンの闇、そしてオトの過去にまつわる因縁が複雑に絡み合い、物語はさらに深く、切ない展開へと進んでいきます。

第9巻ネタバレ

「嘘よみの力」そのものに疑いをかけられたオト。厳しい場面に立たされながらも、冷静に証明してみせ、疑義を見事に晴らします。

その結果、勝馬按司（かちうまあじ）に逆らう形となったものの、ジナン王子の信頼を勝ち取ることに成功。

一方、サイとロウが進めていた天代大君御殿での捜査にも、新たな進展の兆しが。

アヘン、王族の陰謀、過去の因縁――

それぞれの立場で揺れる人々の思惑が交錯し、物語は最終局面へ向けて静かに加速していきます。

第10巻ネタバレ

長く続いた天代大君毒殺未遂事件の捜査が、ついに終結へ。捜査の結果、黒浦にかけられていた疑惑は晴れることに。

そして、離ればなれになっていたオトとアスは黒浦で再会。過酷な任務と苦しい想いを乗り越えたふたりに、ようやく穏やかな時間が訪れます。

一方で、捜査に貢献したオビトは、黒浦の支配者である「黒浦按司加那志（くろうらあじ・かなし）」に対し、ある違和感を抱き始めていて――？

王族の陰謀、巫女狩り、アヘン、そして嘘の裏に隠された真実。物語はさらに深層へと進み、新たな局面を迎えます。

【嘘よみと偽飾の王女】この漫画を読んだ感想

『嘘よみと偽飾の王女』は、“嘘を見抜く力”というファンタジー要素と、宮廷を舞台にした政治的陰謀、そして性別の秘密を抱えるロマンスが絶妙に絡み合った作品です。

まず心を打たれたのは、主人公オトの成長。復讐心に突き動かされていた彼女が、アスと出会い、葛藤しながら少しずつ「守りたいもの」を見つけていく姿が切なくも温かい。

また、王女の“正体が男”という設定も一時的な話題性にとどまらず、物語の核心として繊細に描かれており、性別や役割に縛られない“真の信頼関係”に心を動かされました。

巫女狩りやアヘン問題など社会性の強いテーマも含まれており、単なる恋愛漫画に収まらない深みがあります。

ラストにかけては「嘘を暴く力」ではなく、「信じること」の大切さに焦点が移っていく流れも美しく、読むほどに心に沁みる物語です。派手な展開よりも、人物同士の感情の機微や信頼関係を丁寧に描いており、静かに響く“名作”という印象を持ちました。

→コミックシーモアで口コミを読む

【嘘よみと偽飾の王女】 読者の口コミまとめ

『嘘よみと偽飾の王女』は、読者からも高評価を集めている作品です。特に「設定の面白さ」と「感情描写の繊細さ」に注目する声が多く見られました。

高評価の口コミ

• 「設定が斬新！」
  　“男の王女”と“嘘を見抜く少女”という組み合わせに一気に引き込まれました。
• 「キャラの成長が丁寧で感情移入できる」
  　オトの心の揺れや変化に毎回泣きそうになります…。
• 「画力が高くて衣装や表情が美しい」
  　王宮の描写や着物などがすごく綺麗で、読み応えがあります！
• 「恋愛×宮廷ミステリーのバランスが絶妙」
  　ラブロマンスだけじゃなく、社会問題も絡めてあって深い作品。

やや辛口な口コミ

• 「序盤は設定を飲み込むのに時間がかかった」
  　世界観や人物関係がやや複雑なので、最初は混乱するかも。
• 「巫女狩りの描写が重たくてつらい」
  　社会的テーマが深く、楽しいだけの作品ではないです。

→コミックシーモアで口コミを読む

総じて「心に残る」「丁寧な物語」として支持されており、読み進めるほどに引き込まれるタイプの作品という評価が多く見られます。

【嘘よみと偽飾の王女】この漫画を読むのがオススメの人

『嘘よみと偽飾の王女』は、以下のような読者に特におすすめです。

• 宮廷・王族モノが好きな人
  　権力争いや花婿選び、王位継承などのドラマにワクワクする人にぴったり！
• 嘘や秘密をめぐる心理戦に惹かれる人
  　「嘘を見抜く力」を軸に展開する駆け引きがスリリング。
• 性別を越えた信頼関係・絆を描く物語が好きな人
  　“王女が男”という大胆な設定を丁寧に描いていて、感情移入しやすいです。
• 切なさと温かさのあるストーリーが好きな人
  　復讐、喪失、再生を経て生まれる愛と信頼に心打たれます。
• 絵が美しい漫画を探している人
  　衣装、表情、背景まで細かく描かれていて、世界観に没入できます。

「少女漫画だけど甘すぎない」「重厚なテーマも描いてくれる」そんな漫画を求めている人には、きっと心に刺さる一作です。

【嘘よみと偽飾の王女】rawサイトで読むのは絶対にやめましょう

最近、SNSや検索エンジンで「嘘よみと偽飾の王女 raw」や「無料で読める方法」などと検索する人が増えていますが、違法サイト（rawサイト）での閲覧は、法的にも倫理的にも絶対にNGです。

違法サイトを利用する3つのリスク

1. ウイルス・マルウェア感染の危険性
   rawサイトは正規の広告管理がされていないため、アクセスしただけでスマホやPCがウイルス感染する危険があります。実際に「勝手にアプリがインストールされた」「個人情報が漏洩した」という被害も多数報告されています。
2. 法的リスク（閲覧者も対象になる可能性あり）
   違法アップロードされた漫画をダウンロード・閲覧する行為も、著作権法に抵触する可能性があります。日本では刑事罰の対象となることもあり、今後ますます取り締まりが強化されていく見込みです。
3. 作家や出版社への重大なダメージ
   無料で読む人が増えると、正規販売の売上が落ち、作家に収益が届かなくなります。その結果、作品の打ち切りや出版停止につながることもあります。つまり、あなたの“タダ読み”が、好きな作品を潰しているのです。

安全・合法に読むには？

『藍沢響は笑わない』は現在、コミックシーモアなどの電子書籍サービスで配信されています。

初回登録でお得なクーポンが使えるほか、期間限定で無料試し読みも可能です。

【嘘よみと偽飾の王女】全巻安く読む方法

全巻まとめて読みたいという方には「コミックシーモア」をオススメします！！

【嘘よみと偽飾の王女】全話のネタバレまとめ

『嘘よみと偽飾の王女』は、“嘘を見抜く少女”と“男である王女”の関係を軸に展開する、切なくも美しい宮廷ロマンスです。

復讐から始まる物語は、王族の陰謀、巫女狩り、アヘン問題など、重厚なテーマと絡み合いながら「本当の想い」「信じる心」へと深く切り込んでいきます。

キャラの心情描写や伏線の巧さも魅力で、読むほどに物語の奥行きに引き込まれていく作品です。

ラブロマンス・歴史ファンタジー・陰謀ミステリーが好きな方には、ぜひ手に取ってほしい一冊。静かに、でも確実に心に残る名作です。