【COSMOS】22話のネタバレ感想！パドクラー星人の双子編が終幕！

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2025年2月19日の月間サンデーGX3月号掲載の【COSMOS】の第22話について、ネタバレを含みながら見どころやあらすじ、感想を紹介します。

注：ネタバレが含まれますのでご注意ください。

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【COSMOS】22話ネタバレ・あらすじ

COSMOSの第22話の見どころをネタバレを含みながら紹介します。

【基本情報】
作品名	COSMOS
作者	田村隆平
巻数	既刊5巻
出版社	小学館
連載誌	月刊サンデーGX
ジャンル	SFヒューマンドラマ
連載期間	2023年4月19日

第22話の主な内容まとめ

前回のあらすじ

➀ イムリの幼化が始まる

話はパドクラール星人のアムリとイムリの二人が生まれてから間もない回想から始まります。

二人が、漫画に初めて触れたのは戦争が続いていた自分の星を出た難民船の中でした。その漫画は地球に向かう際の書物として認識しており文字もわからないまま読んでいたものは平和の象徴に感じていたとのこと。

そして、現在に戻り幼化が始まったイムリ。ずっと地球人のように育ってきたイムリは不思議な感覚です。そして、同じく幼化が始まっている姉のアムリから「おめでとう」と微笑まれます。

二人が漫画の製作をしている途中、水森と穂村が家を訪れます。幼化が始まったイムリを見て、水森は驚き、穂村は無言で写真を撮ります。

② 2人揃って終活へ

仲直りして安心した水森と穂村。アムリとイムリが二人そろっての終活が始まります。

穂村は着々と財産の整理等の手順を説明。アムリは財産の整理をイムリに任せて一番の終活である漫画のネームに取り掛かろうとします。

水森は邪魔だと言われ庭の草むしりをさせられます。

時間がたち、ネームが決まらず頭を抱えるアムリ。水森はアムリの要望によりオムライスを作ります。アムリは水森が造ったオムライスが上手いと驚きます。

そこに、銀行などから戻ったイムリと穂村が帰宅。ネームが進んでいないことをすぐに見抜かれるアムリ。イムリは子供の体になる前に作画に取り組むことを決めます。

夜になる家を出る穂村と水森。水森はパドクラール星人が子供になった後はどうなるのかと聞きます。穂村はアムリたちから聞いた話によると成長のまったく逆をたどるため、細胞分裂の一つ前まで戻り最終的には消滅すると答える。

穂村の予測によると二人の寿命は後一月ほどになるとのこと。

家に帰った水森。妹が漫画「銀河の一滴」を読んで続きはないのかと聞いてくる。その話に入ってきた母親が花園先生と謝恩会であったことがあると簡単に話します。母親は出版社の仕事をしていたらしい。

③ 双子の別荘へ向かう

次の日、水森と穂村が双子の姉妹の家に向かいます。ドアを開けるとさらに幼化が進んだイムリが眠そうな顔で出迎える。穂村と水森は明日から夏休みなこともあり、双子の姉妹が毎年行っている鴨川の別荘に向かうことに。

穂村の車の運転でビーチにつき満喫します。そして、古民家につき。ついに漫画の完成に向けて動き出します。夕方ごろになり、穂村の15歳の誕生日の回想。

穂村は双子姉妹の誕生日もわかればいいのにと答えますが、地球の周期じゃ数えられないからわからないとのこと。パドクラール星人が祝うのは人生で一回きりの幼化であることを教えてもらう。日本にも似たような行事が灯篭流しだという。穂村はこの誕生日に介護オプションに入りたいと申し込まれていたようです。

④ 漫画「銀河の一滴」の完成

そして古民家にきて2日後、アムリの幼女化が進み、人間でいう1歳ほどになりうまくしゃべれなくなる。

アムリは渾身のネームをすでに完成させており、イムリは1分1秒を惜しむように作画に没頭する。手にチマメができペンを無理やり握っている状態です。イムリは今までのつらかったことを思い出します。

そして、次の日の朝、赤ん坊の姿になったアムリにイムリは「できたよ」と声を掛けます。そして、イムリも更に幼くなり、アムリは穂村の手のひらサイズになります。

アムリは日没を待たずに消えてしまう。夜になると穂村を水森はイムリを連れて灯篭流しを見に行きます。穂村はイムリとアムリにおめでとうと言います。穂村は水森の服の袖をつかみ涙を流します。

⑤「銀河の一滴」のアルル姫

その後、イムリもアムリの後を追うように消え、一か月後。イムリやアムリの遺品の整理が終わり、ひと段落着いた水森と穂村。

穂村は別荘についたとき、水森に94巻ある漫画をすべて読んだことを伝えます。水森がどうだったか聞くと、穂村は「私がいました」と答えるのでした。

【COSMOS】22話の感想と考察

COSMOSの第22話についての感想を項目に分けて紹介します。

➀ パドクラー星人の双子についての感想

2人の寿命が近づき幼化して旅立ってしまいました。別れというものはどんな形でも悲しいものであることを再認識させられました。

幼化も老化も体が不自由になることは変わりないのですが、別れをつらいものだと感じさせないということに胸が熱くなりました。

② 穂村と銀河の一滴についての感想

お世話になった二人との別れに、どこに戻ればいいのかと悔やんでいた穂村。母親のように育ててくれた二人に感情を上手く表せなかったこともあるのだと思います。

しかし、自分が漫画というものを読んだことのなかった穂村が、銀河の一滴を読むと、そこには自分と同じと言えるアルル姫というキャラクターが。

二人と過ごす日々をこの銀河の一滴という漫画で振り返れるのかもしれません。

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【COSMOS】22話のネタバレ感想まとめ

COSMOSの第22話でパドクラー星人の双子編が終幕。

穂村と母親のようだった双子の姉妹との別れ、涙なしには見られませんでした。

次回が楽しみです！