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週刊少年ジャンプで連載中の話題作『カグラバチ』。
バトル漫画らしい熱さを持ちながらも、ダークで重厚なストーリーと裏切りだらけの展開で、一気に注目を集めている作品です。
主人公・六平チヒロは、父を殺された復讐を胸に“妖刀”を巡る激しい戦いへと身を投じていきます。
次々と現れる強敵、複雑に絡み合う組織の思惑、そして圧倒的な作画で描かれる妖術バトル――。
本記事では、そんな『カグラバチ』の魅力や見どころ、各巻の主なネタバレ、感想・口コミまでを一気にご紹介します。
これから読み始めたい人にも、既読の方の振り返りにも役立つ内容になっています!
第44話 | 第45話 | 第62話 |
第63話 | 第64話 | 第65話 |
第66話 | 第67話 | 第68話 |
第69話 | 第70話 | 第71話 |

【カグラバチ】をお得に読むならコミックシーモアがオススメ!
引用元:コミックシーモア
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注:ネタバレが含まれますのでご注意ください。
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【カグラバチ】全巻の主なネタバレ内容
カグラバチの見どころをネタバレを含みながら紹介します。
「カグラバチ」の主な内容まとめ
- チヒロの父・六平国重が「毘灼」に殺され、妖刀が奪われる
- 父の形見「淵天」を手に、チヒロが復讐の旅に出る
- 鏡凪一族の生き残り・シャルと出会い、共闘関係に
- 双城との死闘で片腕を失うも勝利。妖刀「刳雲」を奪還
- 楽座市で妖刀「真打」争奪戦が勃発。伯理が覚醒し兄を撃破
- 漣京羅が「勾罪」の封印を解き暴走するが、最期は自ら命を絶つ
- チヒロたちは神奈備へ加入。妖刀の護衛任務が開始される
- 狂気の妖術師・昼彦が襲撃。漆羽・伯理・チヒロが分断
- 座村清市が妖刀契約者たちを裏切り、チヒロと漆羽を殺害
- チヒロが2日後に復活。神奈備の忍・巻墨と共に京都へ
- 座村の娘・イヲリを保護。封印された記憶の謎に迫る
- チヒロは「妖刀を抜かない」戦いを選び、成長を誓う
- 剣聖と真打にまつわる“ある事件”の影が本格的に動き出す
カグラバチ 第1巻のネタバレ
引用元:コミックシーモア
『カグラバチ』第1巻では、主人公・チヒロが父の死をきっかけに復讐の道を歩み始めるまでが描かれます。妖刀を巡る因縁と、新たな仲間との出会い、そして迫りくる裏社会の脅威——その全てが凝縮された怒涛の導入巻です。
物語は、刀匠・六平国重(むさかり くにしげ)のもとで修行を積む息子・チヒロの日常から始まります。平和で穏やかな時間は、突如として訪れた「毘灼(ひしゃく)」の襲撃によって崩壊します。
妖術師集団・毘灼は、国重の作った6本の妖刀を奪い、彼を殺害。チヒロは7本目の刀「淵天(えんてん)」と共に、復讐の旅に身を投じることになります。
数年後、チヒロは妖刀らしきものを見たという少女・シャルと出会います。彼女は、どんな傷を負っても再生する「鏡凪(きょうなぎ)一族」の生き残り。現在は裏社会の武器商人・双城厳一(そうじょう げんいち)に追われていました。
チヒロは彼女を守りながら、「妖刀はまだ奪還できる」との希望を抱き、行動を共にします。
シャルと行動する中で、チヒロは父の旧友・柴登吾(しば とうご)と再会。彼は妖術を使える元軍人で、妖刀や毘灼についての情報を多く持っており、チヒロにとって重要な協力者となります。
柴の導きにより、チヒロは妖刀の流通経路や、毘灼の活動に関する情報を集め始めます。
巻の後半では、チヒロが双城の配下である妖術師と初交戦。父の遺した妖刀「淵天」の力を解放し、爆発的な妖術で敵を圧倒します。
淵天は持ち主の感情と共鳴し、炎と爆発を操る特異な力を発動する刀。チヒロの怒りと強い意志が力を引き出す鍵となっており、この戦いで彼は“戦士”としての才能を開花させます。
シャルと共に逃避行を続ける中、チヒロは次第に裏社会の闇、そして毘灼の本当の脅威へと近づいていきます。復讐心だけでなく、守るべき存在を得たことで、彼の戦いには新たな意味が生まれ始めていました。
物語はここから本格的に、妖刀・妖術・裏社会の三つ巴の戦いへと突入していきます。
カグラバチ 第2巻のネタバレ
引用元:コミックシーモア
『カグラバチ』第2巻では、チヒロと宿敵・双城厳一との激闘がついに描かれます。目的のために手段を選ばぬ双城の策略、神奈備(かむなび)の精鋭たちとの共闘、そしてチヒロの覚悟が試される死闘が展開されます。
チヒロの前に姿を現したのは、裏社会を牛耳る武器商人・双城厳一。彼は妖刀「刳雲(くれぐも)」を手に、チヒロへ一方的な攻撃をしかけます。チヒロも「淵天(えんてん)」で応戦するものの、戦いの隙を突かれてシャルが連れ去られてしまいます。
双城の本当の目的は最初から「鏡凪一族」であるシャルであり、戦いはその目をそらすための囮に過ぎませんでした。
傷を負いながらも立ち上がったチヒロは、国に仕える妖術師集団「神奈備(かむなび)」の力を借り、双城のアジトへと突入。神奈備の精鋭たちは、双城の部下と激しい戦闘を繰り広げます。
その混戦の最中、チヒロは隙を見てシャルの救出に成功します。しかし、安堵する暇もなく、双城本人が精鋭部隊を全滅させたうえで再びチヒロの前に立ちはだかります。
ここからはチヒロと双城の一騎討ち。刳雲と淵天、2本の妖刀がぶつかり合う壮絶な戦闘が展開されます。目まぐるしい攻防の末、両者は互いに片腕を失うほどのダメージを負うことに。
それでもチヒロは執念の一撃を振り絞り、ついに妖刀「刳雲」を折ることに成功。双城はその場に崩れ落ち、絶命。父を殺し、シャルを狙った強敵との決着がつきます。
双城を倒したものの、チヒロの戦いは終わりません。毘灼によって奪われた妖刀はまだ残り5本あり、その所在は未だ不明です。
また、神奈備という新たな組織とのつながりも本格的に動き始め、物語は次なる展開へと突入。チヒロはますます深い戦いの渦中へ足を踏み入れていくことになります。
カグラバチ 第3巻のネタバレ
引用元:コミックシーモア
第3巻からは新章がスタート。双城との激闘を終えたチヒロですが、休む間もなくさらなる波乱が待ち構えていました。今度の舞台は闇オークション「楽座市」。妖刀「真打(しんうち)」をめぐる攻防と、新たな仲間との出会いが描かれます。
父の形見である「淵天(えんてん)」に加え、敵から奪った「刳雲(くれぐも)」を所持していることで、チヒロは“複数の妖刀保持者”として神奈備からマークされる存在に。
その矢先、妖刀「真打」が裏オークション「楽座市(らくざいち)」に出されるという情報を得ます。チヒロは仲間と共に、競売にかけられる前に妖刀を奪還する作戦を立てることに。
楽座市の管理を担う一族「漣家(さざなみけ)」の一員でありながら、妖術を一切使えない落ちこぼれの青年・漣伯理(さざなみ はくり)。彼は偶然チヒロに命を救われ、それをきっかけに行動を共にします。
一族からはすでに見捨てられた存在だった伯理でしたが、内部情報を提供し、チヒロたちの突破口を切り開いていく頼れる仲間となります。
チヒロたちは伯理の導きで、漣家の本拠地へと突入。しかしそこで判明したのは、なんとチヒロの所有していたはずの「淵天」が、漣家の手に渡ってしまっていたという事実。
裏社会の陰謀が蠢く中、淵天を取り戻すため、チヒロたちは再び激戦へと巻き込まれていきます。
そして同じころ、神奈備はチヒロの動きを制圧すべく“最高戦力”とされる人物・香刈緋雪(かがり ひゆき)を送り込みます。
彼女は冷静かつ圧倒的な実力を持つ女性妖術師。チヒロと交戦する可能性も示唆される中、物語はさらに緊迫した展開へと突入していきます。
仲間を得る一方で、神奈備・漣家・楽座市と敵も増えていくチヒロ。妖刀「真打」争奪戦と、失った「淵天」の行方、そして香刈緋雪との衝突——。
すべてが複雑に絡み合いながら、物語は新たなステージへと進んでいきます。
カグラバチ 第4巻のネタバレ
引用元:コミックシーモア
第4巻では、いよいよ「楽座市(らくざいち)」の当日を迎え、チヒロたちは妖刀「真打(しんうち)」を奪還すべく潜入を開始します。本巻の最大の見どころは、これまで“無能”と蔑まれてきた漣伯理の覚醒。加えて、各勢力の動きも本格化し、戦いはさらに激しさを増します。
妖刀「真打」が競売にかけられる当日、チヒロたちは伯理の協力を得て楽座市に乗り込みます。裏社会の頂点に位置するこの市場には、武器商人や妖術師、そして神奈備の精鋭たちが集結し、緊張感が高まる中、戦いの火蓋が切られます。
これまで妖術が使えない“落ちこぼれ”として生きてきた伯理。しかし、優秀な兄・宗也(そうや)と弟・天理(てんり)に蔑まれ、暴力を受け続けた過去が語られます。
そんな伯理がついに宗也と一騎打ちへ突入。戦いの中で自らの限界を突破し、漣家伝承の妖術「威葬(いそう)」を完全習得。さらに、初代当主しか使えなかったとされる禁術「蔵(くら)」まで発動します。
伯理は圧倒的な力で宗也を打ち倒し、ついに自身の存在価値と実力を証明します。
宗也を倒した伯理は、チヒロと共に「蔵」へと進みます。そこには漣家の長であり、かつて妖刀「淵天」を手にした父・漣京羅(さざなみ きょうら)の影が待ち受けていました。
京羅の思惑、真打の行方、妖刀をめぐる漣家内部の争いが複雑に絡み合っていきます。
また別サイドでは、チヒロの味方である柴登吾(しば とうご)が、その圧倒的な戦闘能力を披露。妖術と剣術を融合した戦いで、相手を圧倒します。
さらに、これまで謎に包まれていた神奈備の最強戦力・香刈緋雪(かがり ひゆき)の正体が判明。彼女は実は女性であり、その戦闘スタイルと指揮力も注目の的となります。
混戦の最中、裏で蠢いていたのは妖術師集団・毘灼(ひしゃく)の頭領を名乗る謎の人物・幽(ゆら)。彼は「真打」や「蔵」の競売の裏で暗躍し、まだ明かされていない目的のために動いています。
チヒロの復讐と妖刀争奪の戦いに、新たな黒幕の気配が加わり、物語はさらなる混沌へ突入します。
伯理の覚醒と宗也との決着を経て、チヒロは妖刀をめぐる新たな段階へ進みます。
神奈備、漣家、毘灼──それぞれの勢力の動きが交錯し、次巻ではさらなる強敵と真の「蔵」の秘密が明かされることとなりそうです。
カグラバチ 第5巻のネタバレ
引用元:コミックシーモア
『カグラバチ』第5巻では、漣家との戦いがついに決着。チヒロと伯理の連携によって妖刀「淵天(えんてん)」が奪還され、さらに「真打(まがつみ)」の封印をめぐる京羅(きょうら)との激戦が描かれます。そして物語は次なるステージ「神奈備編」「国獄温泉編」へと移行していきます。
妖刀「淵天」を取り返したチヒロは、伯理と即席コンビを組み、父・京羅を追い詰めます。窮地に陥った京羅は、漣家が守り続けてきた真打「勾罪(まがつみ)」の封印を解き、圧倒的な妖気を放つ姿へと変貌。
その異様な力でチヒロを苦しめ、加勢に駆けつけた緋雪すらも寄せつけない強さを発揮します。
しかし、力を使いすぎた代償として、京羅の精神は次第に「勾罪」に侵食されていきます。狂気に染まる寸前、かすかな理性が戻った京羅は、自分の過ちと家族への後悔を口にしながら、最期は自ら命を落とします。
壮絶な戦いの末、「淵天」と「勾罪」の2本の妖刀は無事回収されることとなりました。
「勾罪」は再封印のため、国が管理する妖術師機関「神奈備(かむなび)」に引き渡されます。これまで独自に行動していたチヒロたちでしたが、今後の妖刀探索や毘灼との戦いを見据え、正式に神奈備へ加入する道を選びます。
神奈備に入ったチヒロと伯理は、早速新たな任務を言い渡されます。それは、毘灼が襲撃したとされる「国獄温泉(こくごくおんせん)」で起きた事件の調査。
そこでは、かつて妖刀と契約した者たちが療養・保護されていたのですが、襲撃により壊滅的被害を受けていました。
チヒロと伯理は、生き残った契約者と合流し、妖刀を狙う毘灼の真意に迫っていくことになります。
漣家との因縁に決着をつけたチヒロたちは、神奈備という新たな組織の一員として、さらに大きな運命に巻き込まれていきます。
国獄温泉をめぐる騒動は、これまで見えていなかった“妖刀契約者”の存在、そして毘灼の真の狙いを浮き彫りにしていくことになります。
カグラバチ 第6巻のネタバレ
引用元:コミックシーモア
『カグラバチ』第6巻では、神奈備へ加入したチヒロと伯理が新たな任務に挑みます。今巻では妖刀契約者「漆羽洋児(うるは ようじ)」との合流、そして毘灼の狂気に満ちた刺客・昼彦との激闘が展開されます。さらに、物語の核心に近づく存在「座村清市」の登場も描かれ、新章の導入として非常に重要な巻となっています。
チヒロと伯理が任されたのは、国獄温泉を襲撃された後に逃げ延びた妖刀契約者・漆羽洋児の護衛任務。漆羽は妖刀「酌揺(くめゆり)」の契約者で、かつての刀匠・六平国重(チヒロの父)に深い敬意を抱く人物です。
その尊敬は常軌を逸するレベルで、「国重推しの会」会長のようなキャラ。チヒロを見る目にも熱がこもっており、頼れる存在でありつつも、やや危うさを感じさせます。
護衛任務の途中、一行は妖術「血鶴(けっかく)」を操る狂人・昼彦(ひるひこ)の襲撃を受けます。昼彦は毘灼の一員であり、チヒロに対し「俺たちは同類だ」と語るなど、過去の“人殺し”を抉ってくる異常な精神性を持った敵。
妖術「血鶴」は血液を媒介にした攻撃で、変幻自在の形状変化や貫通力を持ち、非常に厄介。チヒロは昼彦と激突し、護衛対象を守るべく、単身で足止めに入ります。
チヒロが昼彦と交戦している間、漆羽と伯理は、漆羽の師匠であり妖刀「飛宗(とびむね)」の契約者・座村清市(さむら せいいち)のもとへ向かいます。
座村は妖刀契約者の中でも別格の実力者であり、過去に漆羽へ剣術を教えた人物。寡黙で実直な性格ながら、戦場では圧倒的な存在感を放つキャラクターで、今後の物語の鍵を握る存在と目されています。
昼彦との戦いは膠着状態に入り、チヒロたちはようやく合流に成功します。仲間を増やしつつ、毘灼の動きがさらに活発化していく中、妖刀契約者のネットワークと神奈備の思惑も複雑に絡み始めます。
チヒロたちは、護衛任務の先にある“真の敵”をまだ知りません──。
次巻では、座村清市の本格参戦と、昼彦の本領が描かれ、より深い戦闘と物語の謎が展開されていきます。
カグラバチ 第7巻のネタバレ
引用元:コミックシーモア
『カグラバチ』第7巻では、物語が大きく動き出します。座村清市の裏切り、チヒロと漆羽の死、そして真打・剣聖にまつわる“過去の事件”の匂い──すべてが重なり、緊張感が一気に高まる重要巻です。
漆羽と伯理がようやく合流を果たした座村清市。しかし、彼は神奈備をも欺いた裏切り者でした。
妖刀「飛宗(とびむね)」を抜いた座村は、その圧倒的な剣技で毘灼の刺客たちを一掃。仲間を守るかのように見えたその戦いは、真に迫力のある“剣士の強さ”を見せつけるものでした。
しかし直後、座村は突如としてチヒロと漆羽を斬殺。
彼の真の目的は、すべての妖刀契約者を抹殺し、毘灼すらも壊滅させること。その裏には、真打の契約者・“剣聖”と呼ばれる人物にまつわる“ある事件”が関係しているようです。
座村の攻撃により命を落としたチヒロですが、2日後に蘇生。その理由は明かされていませんが、「妖刀・淵天」との深い契約や、チヒロ自身の特殊な肉体条件が関係している可能性が示唆されます。
復活したチヒロは、神奈備の忍・巻墨(ますみ)と共に、座村の娘・イヲリを保護するため、京都へと向かいます。
イヲリはかつて座村が依頼して育てられていた少女であり、父・清市に関する記憶は封印されています。平和な日常を過ごしていたイヲリのもとに、毘灼の刺客・久々李(くぐり)と斗斗(とと)が迫ります。
久々李は冷静な工作タイプ、斗斗は巨体を活かした暴力特化型という危険なコンビで、神奈備との全面戦争の布石となる動きです。
チヒロは今回の戦いにおいて、あえて「妖刀を抜かずに戦う」という決断をします。これは、座村の強さと絶望を前にした彼が「力に頼らず、自らの弱さを乗り越える」覚悟を固めたから。
彼はイヲリを守る戦いの中で、剣士としても精神的にも一段成長しようとしています。
イヲリの保護には成功したものの、座村の本当の目的、剣聖との因縁、そして封印された“過去”が何を意味するのか──まだ謎は多く残されています。
また、神奈備・毘灼・裏切り者たちの思惑が交錯する中で、チヒロが「抜かぬ剣」でどこまで立ち向かえるのか、今後の展開にますます注目が集まります。
【カグラバチ】を読んだ感想(ネタバレあり)
『カグラバチ』は、王道の復讐劇にダークファンタジーと妖刀アクションを巧みに掛け合わせた作品です。読み進めるごとに深まっていく謎と、キャラクターたちの葛藤が物語をより重厚にしており、読む手が止まりませんでした。
絵の迫力と妖刀の魅せ方がすごい
まず何より驚かされるのは、戦闘シーンの迫力です。妖刀を使った斬撃や妖術の演出は、緻密でスピード感があり、まるでアニメを見ているかのような臨場感。妖刀ごとに能力が違うので、戦いのバリエーションも豊富で飽きさせません。
「淵天」「刳雲」「勾罪」など、刀そのものに人格や意思はないものの、まるで生き物のように描写されている点も印象的です。
キャラクターの成長と裏切りの連続
チヒロの復讐心から始まった物語ですが、巻が進むごとに「仲間」や「信念」を得て、彼自身が成長していく姿に胸を打たれます。特に第5巻以降の“神奈備編”では、チヒロが「力に頼らずに戦う決意」を見せるなど、少年漫画らしい精神的成長が描かれ、物語に深みを加えています。
また、味方だと思っていた人物が突然裏切るという展開が多く、読者を裏切る“意外性”の使い方がとても上手いです。座村清市の衝撃的な裏切りは、シリーズ屈指の名シーンといえるでしょう。
世界観の広がりと謎への期待
神奈備、毘灼、妖刀契約者、そして真打や剣聖など、設定が非常に作り込まれており、物語が進むほどに世界が広がっていきます。しかもその広がり方が“情報だけを見せる”のではなく、“戦いや感情を通じて伝える”形式なのが秀逸です。
まだ謎に包まれた剣聖の正体や、「妖刀とは何か」「契約とは何か」という根幹部分がこれから明かされていくと思うと、続きが待ち遠しくて仕方ありません。
総評:ジャンプの次世代を担う本格バトル漫画
『カグラバチ』は、ただの剣戟アクションにとどまらず、「人間の弱さと強さ」「力への執着」「信頼と裏切り」といったテーマを巧みに盛り込み、ジャンプ作品の中でも異色かつ本格派な位置づけにあると感じました。
アニメ化が決定すれば大ブレイク間違いなしの作品。ダークで骨太な物語が好きな方、緻密な戦闘が好きな方には特におすすめです。
【カグラバチ】口コミ・評価
SNSやレビューサイトで話題の『カグラバチ』。実際に読んだ人たちの感想はどのようなものなのでしょうか?
ここでは、ネット上で多く見られた口コミを「良い口コミ」と「悪い口コミ」に分けてご紹介します。
良い口コミ
悪い口コミ・気になる点
全体としては、「絵のうまさ」「バトルの魅せ方」「展開の意外性」に好意的な意見が非常に多く、読者の満足度は高め。一方で、“設定や展開が濃すぎる”ため、人によっては好みが分かれる作品とも言えるでしょう。
【カグラバチ】の見どころ紹介
『カグラバチ』は、王道バトル漫画の魅力に加えて、ダークな世界観、緻密な設定、読者を裏切る展開の数々で注目を集めている作品です。ここでは、本作を読むうえで注目してほしい「見どころ」を4つの視点でご紹介します。
① 妖刀×妖術が織りなす斬新なバトル
『カグラバチ』の最大の魅力は、妖刀と妖術を融合させた独特の戦闘描写です。
それぞれの刀が異なる能力を持ち、「斬撃だけで終わらないバトル」が展開されるのが特徴。例えば、
など、どのバトルも戦略と心理戦が絡み、緊張感が抜群です。
② キャラの背景と「裏切り」が生む重厚な話
この漫画のもう一つの魅力は、キャラクター同士の信頼と裏切りが生む人間ドラマ。
これらが複雑に絡み合い、物語がただの「勧善懲悪」に終わらず、誰が味方で誰が敵かわからないサスペンス要素を生み出しています。
③ SNS映えする“絵の魅力”と演出力
SNSでミーム的にバズったことからも分かるように、『カグラバチ』は絵の迫力・構図・演出が突出しています。
これらが非常に洗練されており、漫画的表現の高さが海外ファンにも刺さる理由の一つです。
④ 妖刀と契約者をめぐる“謎”の数々
物語が進むにつれて明らかになる「妖刀とは何か」「契約者の真の役割」「真打と剣聖の関係」など、ストーリーの根幹に関わる謎が多数登場します。
こうした謎が散りばめられており、考察好きの読者にもたまらない展開が続いています。
【カグラバチ】rawサイトで読むのは絶対にやめましょう
最近、SNSや検索エンジンで「カグラバチ raw」や「無料で読める方法」などと検索する人が増えていますが、
違法サイト(rawサイト)での閲覧は、法的にも倫理的にも絶対にNGです。
違法サイトを利用する3つのリスク
- ウイルス・マルウェア感染の危険性
rawサイトは正規の広告管理がされていないため、アクセスしただけでスマホやPCがウイルス感染する危険があります。
実際に「勝手にアプリがインストールされた」「個人情報が漏洩した」という被害も多数報告されています。 - 法的リスク(閲覧者も対象になる可能性あり)
違法アップロードされた漫画をダウンロード・閲覧する行為も、著作権法に抵触する可能性があります。
日本では刑事罰の対象となることもあり、今後ますます取り締まりが強化されていく見込みです。 - 作家や出版社への重大なダメージ
無料で読む人が増えると、正規販売の売上が落ち、作家に収益が届かなくなります。
その結果、作品の打ち切りや出版停止につながることもあります。
つまり、あなたの“タダ読み”が、好きな作品を潰しているのです。
安全・合法に読むには?
『カグラバチ』は現在、コミックシーモアなどの電子書籍サービスで配信されています。
初回登録でお得なクーポンが使えるほか、期間限定で無料試し読みも可能です。
【カグラバチ】全巻ネタバレまとめ
『カグラバチ』は、妖刀×妖術という独自のバトルシステムと、緊張感あふれるストーリー展開で注目を集めるダークファンタジー作品です。
- 圧倒的な画力と演出力で魅せるバトル
- 裏切りや因縁が絡み合う濃密な人間ドラマ
- 妖刀や契約者、神奈備・毘灼といった作り込まれた設定
- キャラの成長と、それに伴う葛藤と覚悟
など、どの要素を取っても読みごたえがあり、今後さらに人気が加速していくことが予想されます。
今後は“剣聖”や“真打”にまつわる過去、座村の真意、妖刀の正体など、さらにスケールの大きな展開が期待される『カグラバチ』。
王道×ダークのハイブリッド作品として、ジャンプの次世代を担う存在になる可能性は十分です。
ダークで硬派なバトル漫画を探している方には、間違いなくおすすめできる一作です。
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