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隠れ里に潜む陰謀、そして“化かされた”猫猫の選択とは――?
【薬屋のひとりごと】第15巻(ねこクラゲ版)は、猫猫が子翠とともに後宮を離れ、謎多き隠れ里へと向かいます。
一方、壬氏は猫猫の不在に気づき、自ら現地へ突入。
飛発(フェイファ)と呼ばれる火器、楼蘭妃の正体、そして壬氏を揺るがす過去。
それぞれの立場で動く2人の視線が交錯し、物語は新たな局面へ。
この記事では、第75話〜78話のネタバレを中心に、見どころ・感想・考察を詳しく解説します!
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- 壬氏、大宝の墓前で鬼灯を見つめ過去を回想
- 楼蘭妃の後宮からの逃亡と侍女の入れ替わりが判明
- 猫猫、子翠に連れられて隠れ里の“祭り”に参加
- 隠れ里の異常な収穫状況や倉庫の存在に疑問を抱く
- 響迂と共に倉庫を調査、飛発(火器)を発見
- 子翠の正体が楼蘭妃だったことが判明
- 神美によって猫猫が薬師として囚われの身に
- 壬氏が軍を率いて砦に突入し、子一族を制圧
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【薬屋のひとりごと】第15巻のネタバレ・あらすじ
【薬屋のひとりごと】(ねこクラゲ版)の第15巻の見どころをネタバレを含みながら紹介します。
【薬屋のひとりごと】第15巻の主な内容まとめ
- ラントとユーベルが魔導特務隊に捕まる
- 帝都でゼーリエ暗殺計画が進行
- 影なる戦士8人が潜伏し動き出す
- ザインが登場しシュタルクを治療
- フェルン、花火を利用して敵司令塔を狙撃
- 作戦が破綻し、影なる戦士側が崩れ始める
第15巻では、猫猫が子翠に連れられ「隠れ里」へ向かい、後宮から姿を消した楼蘭妃と、謎の一族“子一族”の陰謀に巻き込まれていく様子が描かれます。
壬氏は猫猫の不在と後宮での異変に気づき、独自に調査を開始。猫猫と壬氏、それぞれの視点で物語が進行し、ついにふたりは砦で再会します。
第75話:「鬼灯(前後編)」
- 壬氏が“大宝の墓”に供えられた鬼灯を見て、自身の出生や母親との確執を回想。
- 楼蘭妃の侍女がすり替わっていたことから、後宮からの逃亡を察知。
- 壬氏は、女官・深緑が飲んだ毒酒に猫猫の痕跡を感じ取り、彼女が事件に巻き込まれた可能性を疑う。
- 羅漢の養子・羅半が登場し、経済操作に関わる情報提供を行う。
壬氏の過去や楼蘭妃の失踪、猫猫の行動など、複数の謎が交錯し、物語が新たな展開を迎えます。壬氏が後宮内外の陰謀に直面し、猫猫の行方を追う姿が描かれています。新たな登場人物である羅半の情報提供により、物語はさらに深い謎へと進展していきます。
第76話:「祭り(前後編)」
- 隠れ里で猫猫は狐を信仰する祭りに参加し、風習や信仰の構造を観察。
- 子翠と親しくなる一方、村の収穫状況や装飾の不自然さに気づく。
- 里に隠された“もう一つの顔”が次第に明らかになっていく。
猫猫が隠れ里の文化や風習に触れ、彼女の観察力と推理力が発揮されます。また、子翠との交流を通じて、猫猫の人間関係にも変化が見られます。
第77話:「取引場所(前後編)」
- 猫猫は少年・響迂とともに使われていないはずの倉庫を調査。
- 中でバラバラになった火器“飛発(フェイファ)”を発見。
- 子翠の正体が楼蘭妃であったことが判明。
- 猫猫は子一族の長・神美に薬師として雇われる形で捕らえられる。
猫猫が隠れ里での生活に適応しつつも、里の異変に気づき始める様子が描かれています。猫猫が隠れ里での異変を探る中で、重大な秘密に直面し、彼女の運命が大きく動き出す様子が描かれています。神美や楼蘭といった新たな登場人物との関係性が、今後の展開にどのような影響を与えるのか注目されます。
第78話:「砦(前後編)」
- 壬氏が馬閃らを率いて隠れ里に突入、子一族と交戦。
- 飛発を持った子昌が壬氏に攻撃を仕掛けるが、制圧される。
- 壬氏は猫猫と再会、そして楼蘭妃の隠し通路を発見し連行。
- 一連の騒動に終止符が打たれ、物語は次の段階へ。
壬氏が隠れ里での反乱を鎮圧し、猫猫との再会を果たす様子が描かれています。また、子一族の陰謀や楼蘭妃の真意など、物語の核心に迫る展開が続きます。
【薬屋のひとりごと】第15巻の感想
『薬屋のひとりごと』第15巻は、シリーズの中でも特に“緊張感”と“すれ違い”が鮮明に描かれた巻でした。
猫猫と壬氏がそれぞれ別の場所で奔走し、互いを思いながらも交わらない。その距離感が、ふたりの関係性をより切なく、魅力的に映し出しています。
「隠れ里」編についての感想
田畑の異常や倉庫の影など、ほんの些細な“違和感”から核心に近づいていく猫猫の頭脳は圧巻。子翠の正体に気づいた瞬間の“自嘲気味な納得”など、内面の描写も自然でリアル。
隠れ里という異文化の中でも、猫猫の理性と分析力は失われない。
壬氏の焦りと覚悟につていの感想
猫猫の失踪に対して、壬氏が自ら前線に立つ行動力は、彼の“想いの強さ”を裏打ちするもの。出自に関する過去を乗り越え、宦官という立場を超えて「一人の男」として動く姿に成長を感じる。
猫猫と再会する場面でも、決して感情を爆発させない静かな喜びが好印象。
子翠=楼蘭妃についての感想
子翠の正体が明かされるシーンは驚きと納得の両立。猫猫ですら騙された演出が巧み。新キャラ「神美」は、知的で冷酷、だけど理のある人物として強烈な印象を残す。
組織的な火器製造、楼蘭妃の逃亡理由、経済的な裏工作……すべてが有機的に繋がっており、読後の満足度が高い。
猫猫・壬氏の「静かな再会」についての感想
壬氏の突入→飛発による攻撃→子昌の登場という戦闘のテンポはスピーディで見応え抜群。
一方で、猫猫と壬氏の再会シーンは言葉少なに“眼差し”で語り合うような静かな演出で、シリーズらしい抑制の効いた感情表現が魅力。
【薬屋のひとりごと】第15巻の考察
【薬屋のひとりごと】(ねこクラゲ版)第15巻は、“猫猫の観察”と“壬氏の行動”が交差し、宮廷と外部世界が接続される重要な巻。
ここでは表面の事件の背後にある政治的意図や、シリーズ全体に関わる重大な伏線について考察します。
「楼蘭妃=子翠」の正体と、壬氏を陥れる計画
子翠が“化けた”楼蘭妃の正体が明かされたことにより、後宮内の情報が外部へ流れていたことが確定。壬氏の出自(大宝の墓・鬼灯)と楼蘭妃の失踪は連動しており、「壬氏失脚」を狙った政敵の動きが感じられる。
権力争いが本格化してきた裏で、猫猫を利用して真相を探ろうとする動きも。
神美の“薬師としての価値観”と猫猫との対比
神美は猫猫に薬師としての才能を見抜き、部下として扱おうとする。これは、猫猫の“個としての価値”を認める存在でありながら、同時に“道具”として扱うという冷徹な姿勢も。
猫猫がその提案を受け入れる=自身の命を守るための判断だが、「中立であろうとする猫猫」が揺らいだ瞬間でもある。
飛発(フェイファ)の登場
倉庫で発見された飛発は、子一族が独自に兵器を製造していた証拠。隠れ里がただの田舎ではなく、国家の軍事技術と結びついた“秘密工房”だった可能性が高い。
経済と兵器の裏工作、それを察知していた羅半の動きは、次巻以降で国家の構造にも切り込む伏線に。
壬氏と猫猫の「立場の対称性」
壬氏:権力者であるがゆえに“個”を見失っていた存在(母親の愛情にすら確信が持てなかった)
猫猫:地位に縛られないがゆえに“分析者”であり続けた存在(人の感情に対して一歩引いて観察)15巻では、壬氏が感情を動かし、猫猫が巻き込まれるという構図に変化。
→この転換は、2人の関係性に新たなフェーズを予感させる重要な変化。
鬼灯と“堕胎薬”の象徴性
鬼灯(ほおずき)は堕胎薬の原料であり、物語冒頭で壬氏が見つめていた花。この象徴が示すのは、「生命の選択」や「生まれなかった未来」への哀悼。
母親との関係、出自に対する疑念、壬氏の“存在そのもの”を揺るがすテーマとリンクする。
【薬屋のひとりごと】第15巻のネタバレ感想まとめ
【薬屋のひとりごと】(ねこクラゲ版)15巻では、猫猫と壬氏がそれぞれの視点から“隠れ里の真実”に迫り、ついに再会を果たすまでの流れが描かれました。
- 壬氏の決断と行動力、そして自らの過去と向き合う姿
- 子翠=楼蘭妃という衝撃の正体と、神美による政治的な駆け引き
- 火器「飛発」や隠れ里の軍事技術が浮き彫りになる不穏な背景
緊迫感のある展開の中でも、猫猫と壬氏の関係性は一歩進んだように見えつつ、まだ「恋」とは言えないもどかしさが残る絶妙な距離感。
→ 表の事件の裏で大きく動いている“国家の力学”と“感情の揺らぎ”が交錯する巻でした。 今後、政変や後宮の混乱にどう関わっていくのか――猫猫の薬師としての運命にも注目です。
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