【葬送のフリーレン】宮廷魔法使いデンケンって何者？強さや過去について解説！（ネタバレ含む）

この記事では、一級魔法使い試験編に登場した宮廷魔法使いのデンケンについて徹底的に解説していきます。

特に以下に注目してデンケンという人物を解説していきます。↓

デンケンの概要が多く語られるのは葬送のフリーレン「黄金郷のマハト編」なので、ネタバレを含む内容になっていますのでご注意ください。

注：ネタバレが含まれますのでご注意ください。

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【葬送のフリーレン】デンケンの概要

引用：アニメ「葬送のフリーレン」公式サイト

多様な経験を積み世の中の裏表を知り尽くしたずる賢い人物。

デンケンは幼いころに魔族によって両親を亡くしています。

妻（レクテューレ）と結婚しましたが20代半ばに亡くなっており、子も孫もいません。

レクテューレを救うために富も権力も一番必要だった時には持ち合わせておらず、今は国すら動かせる力があることに皮肉を感じています。

宮廷魔法使いなだけあり、知識や経験も豊富で一級魔法使い試験の即席のパーティーでも信頼を獲得。

デンケンの性格

目的のためならたとえ魔力がなくなりボロボロになろうとも醜く足掻く。

戦いから離れると他の魔法使いは年の差もあってか完全に孫扱いのようなものになる。

魔法使いとしての強さは必要ないと考えており、この世の中は強すぎる力は恐れられ権威など無意味になる、だから強さよりも処世術を大切にしておかなければ生き抜いていけないとしています。

宮廷魔法使いにまで上り詰めたデンケンだからこそ語れる、権力争いを勝ち抜くための大切な方法です。

デンケンの強さ

デンケンはもともと一級魔法使いの実力はあると認識されており、フリーレンを一目見て勇者一行の「フリーレン」だと見抜きます。

フリーレンとの戦闘では基礎的な魔法だけで圧倒されることになり見習い魔法使いへの指導試合のようになってしまいました。

黄金郷のマハトと対峙することになりますが、50年鍛錬を怠ったことのないデンケンでも実力差ははっきりとしているようです。

しかし、フリーレンが「万物を黄金に変える魔法」を封じ込めることに成功します。

デンケンは昔のマハトとの模擬戦を思い出し、マハトの戦いの癖や弱点、「ゾルトラーク」を駆使し何とか勝利を挙げることができました。

大魔法使いとの戦闘なので一級魔法使いとしてもかなり上位の強さだということがわかります。

デンケンの使用した魔法

ゾルトラーク＝一般攻撃魔法は一般的に扱えます。

デンケンは主に裁きの光を放つ魔法＝カタストラーヴイアを使用しているようです。

一級魔法使い編ではヴアルドゴーゼからダオスドルグを続けて使用することによって巨大な竜巻の炎を造っていました。

呪い返しの魔法＝ミステイルジーラは黄金郷のマハトとの戦闘の備え、特権を使い取得したもので「呪い」と認識できるものをはじき返すことができます。

【葬送のフリーレン】デンケンの目的

故郷に帰り、妻（レクテューレ）の墓参りをするため

【人物紹介】

●レクテューレ●
グリュックの娘で、デンケンの妻。病弱で、若くして亡くなる。#人気投票第36位 pic.twitter.com/oKgy94FrK8

— 『葬送のフリーレン』公式 (@FRIEREN_PR) February 7, 2023

デンケンは何度も故郷に帰って墓参りをしようと思い続けていましたが、気づけば50年の月日が経っていました。

何かと理由をつけて一度も帰らなかったのは、妻との大切で幸せな時間を思い出すのが怖くなってしまっていたから。

なぜ今更、故郷に帰ろうと思ったのかは、長い年月が経ち変わってしまった故郷を見れば、

妻（レクテューレ）と過ごした大切な思い出は無くなってしまったことを実感でき、

全てを諦めることができると考えていたからのようです。

一級魔法使いの資格が必要な理由

引用：アニメ「葬送のフリーレン」公式サイト

デンケンの故郷ヴァイゼは現在、黄金郷のマハトによって黄金に変えられ、マハトと共に封印されています。

そのため、故郷に戻るためには一級魔法使いの資格が必要だったのです。

デンケンは一級魔法使いの特権や地位はどうでもいいと語っており、魔法は政争の道具だと認識しているようです。

魔法というものは

探し求めているときが一番楽しい。

漫画「葬送のフリーレン」第5巻43話

デンケンがフリーレンとは違いゼーリエが嫌いな魔法収集の楽しさを知っていながら、

ゼーリエに認められたのは、内に秘めた野心を持っていたからだと考えます。

デンケンの心情の変化

特権や魔法使いとしての地位などはどうでもよかったデンケンの心情が変わります。

一級魔法使いの資格を得たデンケンは黄金郷を封印する結界の管理人として故郷に戻ってくることができました。

例え故郷が黄金に変わり果ててしまったとしても、妻と過ごした大切で幸せな思い出は、

何ひとつとして変わらずに自身の中に存在し続けていることにデンケンは気付きます。

どれほど昔であろうと、

どれほど苦難に満ちた人生であろうと、

あの幸せな時間は嘘偽りのないものだったのに。

漫画「葬送のフリーレン」9巻81話より

デンケンは故郷に戻ったら死ぬつもりだったようですが、黄金に変えられた故郷をもう一度彩のあるものへと戻すために最後の美しい悪あがきに出ます。

【葬送のフリーレン】デンケンの過去

【今週の1コマ】

レルネンとデンケン。
老魔法使いたちの友情が紡がれる。#葬送のフリーレン pic.twitter.com/hU62jeBLIr

— 『葬送のフリーレン』公式 (@FRIEREN_PR) February 8, 2022

デンケンの幼き頃の夢は魔法使いとなって両親を奪った魔族に復讐すること。

親戚のグリュック家に面倒を見てもらっており、魔法を黄金郷のマハトから教わっていました。

小さいころから仲良くしていたグリュックの娘のレクテューレと結婚しグリュック家の婿養子となり、二人は城塞都市ヴァイゼの北端にある小さな村で過ごしていました。

デンケンは宮廷勤めの魔法使いで、同期のレルネンとの仲が良くレクテューレとの惚気話をよくするほどレクテューレを愛していました。

魔族への復讐など必要ないほどに幸せな日々を過ごしていました。

ある日デンケンは、功績をあげ勲章を授与したことによって莫大な恩賞金を手に入れます。

ヴァイゼに帰れば、その金で体の弱いレクテューレを治療することができると思っていました。

しかし、叙勲式の晩、レクテューレの訃報を受けることとなり、

デンケンはレクテューレ看取ることができなかったのです。

そして、デンケンは再び故郷に帰ることなく50年の月日が流れることになってします。

【葬送のフリーレン】漫画を無料で読む方法は？

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【葬送のフリーレン】まとめ

この記事では宮廷魔法使いのデンケンについて解説させていただきました。

デンケンの過去を通してどんな人物かしっかり理解できたと思います。

超かっこいい宮廷魔導士のおじいちゃんでしたね。

悲しい過去をもちながら師匠との決着をつけたデンケンの感動の物語を見たい方はぜひ「黄金郷のマハト編」を読んでみてください！

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